起業をするとなればまずは資金が必要です。
近年では学生のうちから起業する若者なども増えているようですが、彼らは一体どうやって資金を得ているのでしょうか。
そこで、今回は起業したいと考えている若者におすすめのお金の借り方をご紹介。
金利だけを考えた場合には銀行が一番と考える人も多いかとは思いますが、最近では起業家支援が積極的に行われているので、情熱さえあれば無利息で融資を受けられるということも多いようです。
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銀行からお金を借りるには?
やはり、お金を借りるとなれば銀行が真っ先に思い浮かぶとは思いますが、何の実績もない会社ではなかなかお金を借りられないのが実情です。
しかし、最近では国が先導していることもあり、若者の起業家に対して積極的に支援をするよう取り組んでおり、交渉次第ではほぼ利息なしで融資を受けることが出来たり、倒産した場合には免責になったりする契約など、若者がチャレンジしやすい環境が整いつつあります。
とはいっても、やはり相手は銀行なので、しっかりとしたビジョンや計画がなければ、なかなか融資を勝ち取ることはできません。
中には、人間的な魅力だけで一千万単位での融資を勝ち取ったという起業家もいるようですが、よっぽど優れたアイデアを有していなければ、なかなか銀行から融資を受けることは難しいでしょう。
消費者金融はやはり金利がネックに?
起業家の中には消費者金融からお金を借りてでも…という方もいるようです。
確かに、最近の消費者金融では、目的別ローンなど、利用用途が明確になっている場合には、通常よりも低い金利で融資を行うようにあっています。
しかし、やはり銀行などと比べるとどうしても割高になってしまうので、せっかくお金を借りることが出来ても、返済に追われる日々に追い込まれてしまうかもしれません。
そういったことを考えると、消費者金融からお金を借りて企業するというのは非常にリスキーといえるかもしれません。
また、総量規制の問題からも、収入のない状態では大きな金額の融資を受けることは難しいといえます。
起業家は消費者金融からは借りられない?
消費者金融が今ひとつ起業家への融資に踏み切れない理由として、総量規制という貸金業者に課せられたルールがあります。
総量規制とは年収の3分の1を超える額の融資を禁じたものですが、簡単にいえば年収が低ければお金を借りられなくなったということです。
そのため、仕事と両立しながら起業を考えている方であればまだしも、学生起業家では年収も低いため、起業資金を消費者金融で揃えるというのは難しいといえるでしょう。
一方、銀行であれば総量規制に関係なく融資を行うことが出来るので、多くの起業家たちが銀行へと融資を申し込んでいるのです。
起業家を支援するプロジェクトに注目!
しかし、消費者金融から融資を受けるのが難しく、銀行からしかお金を借りることが出来ないという状況では、銀行に認められなければ起業出来ないということになり、自由で新しいビジネスの想像の妨げになりかねません。
そのため、現状を危惧した投資家たちが、起業家を支援するプロジェクトを多数行なっており、非常に魅力的な融資ばかりなので注目です。
中には返済義務がなく、単純に資金をタダで貰えるといったプロジェクトもあるので、お金がなくて困っているという起業家たちはぜひチャレンジしていただきたいと思います。
もちろん、こういった起業家支援プロジェクトでは、投資家を相手にコンペやプレゼントを行い、相手にお金を出そうと思わせるパワーが必要になりますが、たった一人の感情を動かせなければ、この先会社として成功していくことは難しいでしょう。
自分を試す試金石という意味合いでも、若者の起業家たちは支援プロジェクトへと積極的に参加していただければと思います。