闇金融からお金を借りるのは、「借りる」とは言いません。
まずはこれを念頭に置いていただきたいと思います。
借りるのではなく、「延々と粛々とお金を巻き上げられるシステムに組み込まれる」と言います。
なので、絶対にやめましょう。絶対にやめましょう。絶対にやめましょう。とっても大事なことなので3回も言いました。
なんならもう1回いいます。絶対やめましょう。
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どうして闇金からお金を借りるのはいけないの?
身内を騙してまでお金を借りるぐらいなら、見ず知らずの人間からお金を借りる方がよっぽど気が楽だという気持ちはよく分かります。
分かってしまうからこそ「闇金は犯罪です」なんて正論だけで終わらせようとは思いません。
何で闇金からお金を借りるのはいけないのか。
答えは簡単です。
他に借りる手段があるからです。
このサイトで言う「公的機関から借りる」のページをご覧いただければ分かると思いますが、自治体で相談すれば貸してもらえるケースもたくさんあります。
無利子で貸してくれますし、保証人がいなくても年1~2%がいいところです。
闇金は「トゴ」で有名な10日5割というメチャクチャな金利を設定している可能性があります。
それでも闇金からお金を借りる人は何でいるのでしょうか?
これも答えはカンタンです。
きちんと借金と、現実と向き合おうという気持ちが不足しているからです。 ゼロだとは言いませんが、あまりに借金や現実が重たくて暗くてキツいから、向かい合いたくてもし切れない人が多いのです。 そんな人にそっと手を差し伸べるタイミングの良さは、「自分で相談に来てくれるのを待つ」という姿勢の自治体よりも、甘い嘘をつくのが上手な闇金業者の方が早いのです。 しかしその甘い嘘にすがればあなたは、闇金業者の便利なATMと化してしまいますよ。 |
また、自治体などに相談に行くと「そういえばあなた住民税を払っていませんね」「年金も払っていませんね」「借金の相談なんてとんでもない!今まで払っていない住民税・年金の全部100万円を支払ってください!」という展開になりそうで怖い…。
そう考えてしまう方も多いようですが大丈夫です。
ちゃんと申請すれば待ってくれますし分割払いにもしてくれますし、経済状況によっては免除になる可能性も多いにあります。
払うことになったとしても、闇金で借りて法外な利息で取られる額や、法律なんて完全に無視した取り立てなどで食らう精神的ダメージよりもよっぽど安い金額です。
闇金かどうかの見分け方は?
このご時世、闇金業者が生き残るのはかなり困難です。
というよりもっと簡単で、もっと効率的に出来る「違法な金儲け方法」はいくらでもあるらしいのですね。
その中であえて闇金業者を続けている人間がいるとすれば、よほど巧妙な手口やシステムを持っているのでしょう。
ちょっとでも話に耳を傾けてしまっただけで、ヒルのように吸い付いて離れなくなること間違いありません。
そうなる前に見分けましょう。
まず簡単な見分け方をいくつかご紹介します。
1:電話番号が携帯電話 2:「審査通過100%」「絶対借りられます!」など、「100%」「絶対」といった言葉を使う。 3:会社名、住所、電話番号、貸金業登録番号、金利、融資額・返済方法・返済回数・担保の有無を明記していない。(これらは正規の業者なら全て明記していることを義務づけられています)。 4:金利が年20%以上。 5:あなたが使ったことのある消費者金融や銀行以外の業者で、営業電話をかけてきた。 |
どれか1つでも当てはまれば間違いなく闇金です。
特に5番目は普通の消費者金融などはほぼやりません。
例えばA金融を使ったことはあるけれど、Bファイナンスというところから営業電話が来たのであれば、Bファイナンスは確実にどこからか情報を入手した闇金です。
大手金融業者は貸し付け実績のない人に営業電話するなんて非効率的なことはしません。
貸し付け実績のある顧客のリストは、そっくりそのまま「お金を借りてくれる人」リストになるわけですから、こっちに電話をかけた方がよっぽど効率的です。
借りたこともない人に電話をかけて来るところは「誰でもいいから借りてほしい業者」=「闇金」と白状しているも同然です。
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