「今すぐにお金を用意しなければならない!」そんな思いですがったカードローン。できれば審査に時間はかけたくありませんし、審査なしのカードローンがあれば利用したいですよね。果たして審査なしのカードローンはあるのでしょうか?今回は、審査なしのカードローンの実態をご紹介。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
審査なしのカードローンは存在しない
会社存続のため
正規のキャッシング業者であれば審査なしのカードローンは存在しません。キャッシング業者も善意だけで融資を行っているわけではなく、会社を存続させていかなければなりません。そのためには利益を出す必要があります。キャッシング業者は利益を利息から得ています。そのため、利用者が借り入れ残高を返済できなければ、キャッシング業者は大損失を被ることになるのです。そのため、キャッシング業者は申し込み者全員を審査に通すことはせず、信用情報に傷がなく返済能力が高い方に融資を行いたいと考えています。
利用者を守るため
会社を存続させることはもちろんですが、正規のキャッシング業者は利用者を守るためにも審査を行います。利用者を守るためとは、返済不能に陥り多重債務者となる利用者を減らすことです。多重債務者となれば苦しむのは利用者であるあなたです。やむを得ず闇金に手を出すかもしれません。返済不能になれば人生が大きく変わります。つまり、返済能力が低いと見なされた申し込み者を守るためにも審査は必ず行われるのです。
「審査なし」は闇金の可能性大!
しかし、「審査なし」を堂々と謳う闇金も世の中には多く存在しています。審査なしとは返済能力に関係なくお金を貸すこと。つまり、「返済不能になっても、あなたの責任ですよ」と暗示しているのです。さらに闇金は、正規のキャッシング業者よりも返済不能に陥りやすい仕組みになっているのです。
高い利息
正規のキャッシング業者は金利が上限20%と定められています。しかし、闇金は違法な金利で融資しているため、返済できなければ利息が積もりに積もって、元金の何倍もの額になってしまうなんてことも。闇金を題材にした漫画やドラマで、「10日で5割」というとんでもない利息で融資している光景を目にしたことがある方もいるのでは?10日で1割、5割と桁違いな利息もあるのですが、法律で定められている金利20%を超えていれば闇金です。「審査なし」の文字は魅力的に映りますが、絶対に手を出さないようにしましょう。
陰湿な取り立て
闇金のもう一つの特徴は陰湿な取り立てです。違法なのは金利だけでなく、取り立ても違法な方法で行われます。夜間にしつこく電話を掛けてくる、近所迷惑になるほど大勢で自宅に押し掛けてくる、勤務先や家族に連絡をするなど、全て法律で違法と定められていることも平気で行います。「違法なら警察に通報すればいいのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、闇金は取り立てのプロです。警察の目に入らなきように、夜遅く動くなど、ありとあらゆる手口を使って利用者を追い込みます。「審査なし」の文字が引き金となり、人生まで壊されてしまう方も少なくありません。
審査に通るポイント
審査なしのカードローンを探すよりも、審査に通るポイントを知った方が、現在の生活を保ったまま安全に借りることができます。以下で審査の流れを知ればあなたも審査に通るポイントがわかるはずです。
属性審査
カードローンは属性審査から始まります。属性審査とは、申し込み者の本人情報、仕事情報、住宅情報、他社借り入れ情報の4つの情報をチェックします。本人情報とは年齢、生年月日を確認し、借り入れ可能な年齢に達しているかをチェック。家族構成を確認し、教育費や介護費にどれくらいの使いそうかをチェックします。仕事情報では、職業、勤務先、年収、勤続年数をチェックします。ここで、年収があまりに低すぎたり、勤続年数が短すぎたりすれば審査にはマイナスの影響を及ぼします。住宅情報では、居住形態や居住年数を確認します。居住形態は借り家よりも持ち家の方が有利ですが、住宅ローンがあまりに多すぎると不利にも働きかねません。居住年数は長ければ長いほど、安定した収入があると見なされ有利です。また、住宅ローン残高が低いことでカードローンの返済に充てる財源が多いとも見なされます。
信用情報審査
信用情報審査では、申し込み者がブラックリストに登録されていないかが確認されます。ブラックリストに登録されていれば、審査に通ることはありません。ブラックリストは過去2か月以上の延滞や債務整理を行った場合に登録されるので、心当たりがある方は信用情報機関に開示申請を行って確認してみることをおすすめします。
書類審査
書類審査では、身分証明書と収入証明書を確認し、属性審査の内容が正確な情報かどうかをチェックします。身分証明書は基本的に運転免許証の提出が求められますが、健康保険証、パスポートでの代用も可能です。収入証明書は年収や勤務先を確認するための書類ですが、源泉徴収票、給与明細書の提出を求められます。しかし、借り入れ希望額が低い方はこの収入証明書の提出が求められないこともあるので、事前にサイトなどで確認しておくことをおすすめします。
在籍確認
在籍確認は、勤務先に電話連絡を行い、申し込み者が在籍しているのかを確認します。この在籍確認で会社名を名乗ることはないので周囲にばれる心配もありません。また、本人が出なくても席を外していたり欠勤している旨が確認できれば在籍確認は成立します。電話でばれる可能性は低いですが、どうしても気になる方は書類で代用できるところもあります。主に消費者金融で対応しているので、借り入れを考えている方は一度担当者に相談してみてはいかがでしょうか?