カードローンを利用する際、避けて通れないのは審査です。カードローンを初めて利用する方は審査がどのように行われて、どのような項目を見て判断するのかがさっぱりわからないですよね。今回はカードローンの審査方法、基準、落ちやすい方の特徴など、審査内容をたっぷりご紹介します。
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目次
カードローンの審査内容はキャッシング業者によって異なる
カードローンだけでも多くのキャッシング業者があります。審査は統一ではなくキャッシング業者によって多種多様です。また、1社につき申し込み方法にも多様な方法が用意されており、どの申し込み方法を選ぶかによって審査時間が大きく変わります。
しかし、申し込み方法によって記入項目や審査基準が変わることはありません。以下では、どのキャッシングにも当てはまる審査の流れをご紹介します。
申込書、申し込みフォームの必要記入項目を埋める
まず、申込書や申し込みフォームの必要記入項目を埋めます。
必要記入項目は埋める箇所が多いため、少々骨の折れる作業ですが、誤字や空白はなくすよう心がけてください。もし不備があれば後ほどオペレーターから電話で質問されるため、時間のロスになります。
空白にしても後で確認されるため、記入項目は全て埋めるようにしましょう。
必要書類の提出で本人確認を行う
申込書、申し込みフォームの記入終了後、必要書類の提出を行います。必要書類は本人確認書類と収入証明書類に分けられます。
本人確認書類は、運転免許証、パスポート、健康保険証のいずれかの提出が求められます。
しかし、身分証明書に現住所が記載されていない場合は無効になるため、公共料金の明細書、住民票などを提出しなければなりません。住所変更を行っていない方は注意しましょう。
※借り入れ希望額が50万円以上の方は収入証明書の提出も求められます。収入証明書は給与明細書(直近1か月以内のもの)、源泉徴収票、確定申告書などが挙げられます。
在籍確認で勤務先をチェックする
申込書、申し込みフォームで入力した勤務先情報の内容が正しいかどうかを確かめるために在籍確認が行われます。
在籍確認の方法
在籍確認では、勤務先に担当者が電話連絡を行いますが、会社名は名乗らず個人名で連絡するため、社内の方に借金がばれることはありません。
申し込み者が対応した場合、生年月日や連絡先などの簡単な質問が行われ、長くても3分以内には終了します。申し込み者が不在の場合、社内の方から「申し込み者が一時的に不在にしている」という内容が伝われば在籍確認は成立します。
どのキャッシング業者も審査で重視される項目
続いて、どのキャッシング業者でも審査で重視される項目をご紹介します。反対に、この項目に1つでも不備があれば審査に通る可能性は低いということです。
安定した収入
どのキャッシング業者も最低条件として「20歳以上」の他に、「毎月安定した収入がある」と定めているところが多いです。
以下の表では、「審査に通りやすい→◎」、「審査に通る可能性はある→○」、「審査に通る可能性が低い→△」で表しています。
月々の収入が安定している | 月々の収入が安定していない | |
---|---|---|
年収額が多い方 | ◎ | △ |
年収額が少ない方 | 〇 | △ |
上記の表から、年収額が多い方と年収額が少ない方では月々の収入が安定している方が審査に通る可能性が高いことがお分かりいただけると思います。
アルバイトやパートでも良いので、毎月安定した収入を得ていれば審査に通る可能性は高いのです。
反対に、フリーランスや自営業の方は毎月の収入が0の時がありますよね。年収で見たらアルバイトやパートの方より収入が多くても、安定性に欠けるため審査に落ちてしまうこともあるのです。
居住年数・居住形態
居住年数は長ければ長いほど有利です。居住年数が長ければ有利な理由は、住宅ローンが少ないことで返済財源が確保されやすいこと、夜逃げの可能性が低いことが挙げられます。
それに伴い、居住形態も持ち家が最も審査で有利です。住居を購入できるほど収入が安定していること、夜逃げの可能性が低いことが理由です。
居を構えている方はそれだけで審査に有利になるのです。
勤続年数
勤続年数は減点方式で、就職して3か月に満たない方は審査に通らない可能性が高いと考えていいでしょう。それ以上の勤続年数を積んでいる方は以下の表を参考にしてみてください。
勤続年数 | 審査基準 |
---|---|
1年以上 | 合格ライン |
半年以上1年未満 | 最低ライン |
半年未満 | グレーゾーン |
3か月未満 | 不合格ライン |
勤務形態
勤務形態は、アルバイト、契約社員、正社員に分類されます。アルバイトや契約社員でも審査に通る可能性はありますが、正社員に比べて利用限度額が減額されます。また、健康保険証の種類でも、社会保険に入っていなければ審査に通らないキャッシング業者もあるため、事前に確認しておきましょう。
審査に通らない方の特徴を事前に把握しておけば不安も更に解消されるはずです。今回の記事とは違った切り口で審査内容についてご紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。⇒カードローンの審査に通らない理由と対策