学生とはいえ、勉学やサークル活動に忙しいものです。勉強にもお金がかかりますが、遊ぶのにもお金は必要です。いくらアルバイトでそれなりの収入があっても、それだけではまかなえない時もあるでしょう。そんな学生のためにあるのが学生ローンです。
学生ローンとはどんなものなのか、また、カードローンとどう違うのか、疑問をお持ちの方も多いでしょう。また、学生は学生ローンしか利用できないのか、学生で他のカードローンも利用可能なのか、など、学生ローンとカードローンについて詳しく説明します。
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目次
学生ローンは学生支援が目的
大学生活を送るうえで必要なお金は、通学に必要な学費だけではありません。毎日の生活費をはじめ、交際費、サークル活動費、就職活動費、卒業旅行費など、実りあるキャンパスライフを送るにはそれ相当のお金が必要となってきます。
また、学生は社会人と違って、安定的にお金を稼ぐことができません。学校との両立でアルバイトをするしかないので、限られた収入の中で、日々の暮らしのやり繰りとなります。さらに親元を離れて1人暮らしを送る大学生は、家賃の支払いもあり、さらにお金が必要な生活となるでしょう。
そんな学生を支援する目的で消費者金融が実施しているのが、学生ローンというサービスです。学生ローンは、学生の街として知られる高田馬場で1971年に始まったとされています。
学生ローンの対象は大学生、短大生、専門学校生で、全国どこからでもご利用できるので大変便利なサービスといえるでしょう。また、新入生に限らず、一度社会人となって大学に入り直した人でもご利用可能です。
学生ローンでも審査はある
学生だからといって、誰でもお金を借りられるわけではありません。学生ローンを利用できるのは、アルバイトなどで一定の安定した収入を持っていることが基本条件となります。
学生ローンの審査ですが、とても簡単で、お店に来店する必要はありません。ネットで申し込み、必要書類をファックスするだけで完了。旅先でお金が足りないという困った場面でも活用できる便利なサービスです。
学生ローンとカードローンの違いは?
カードローンと学生ローンの違いですが、カードローンの貸し付け対象は、安定した収入を持つ一般の方で、学生ローンは主に大学や専門学校に通う学生を対象としたローンです。学生ローンもカードローンの一種ですが、対象を学生に限定したキャッシングサービスといえるでしょう。
カードローンとは?
カードローンとは、融資サービスの1つで、主に消費者金融がサービス提供先です。通常、銀行などからお金を借りる場合、担保や保証人を必要としますが、カードローンでお金を借りる場合はそれらを必要としないので、審査さえ通ればいつでもどこでも手軽にお金の引き出しが可能といえます。
無担保で借りられるという利点から、幅広く利用されているカードローンですが、きちんと返済を行わないと信用情報に記録され、自動車ローンなどの契約ができなくなるケースもあります。きちんとした返済計画に基づき借り入れをする必要があります。
カードローンには、主に銀行が発行しているカードローンと消費者金融が発行しているカードローンがあります。消費者金融が提供しているカードローンは総量規制の条件で貸し付けが行われ、年収の3分の1以上の借り出しはできないことになっています。その点を踏まえて借りる必要があるでしょう。
学生はどこからお金を借りるのがおすすめ?
学生が借入先を必要とした場合、学生ローンを利用するというのが一般的な手段ですが、学生でもカードローンを利用できます。しかし、学生ローンにはないメリットがなければ、わざわざカードローンを利用する必要はないかもしれません。
そこで、カードローンの持つ利点ですが、学生ローンの返済方法は銀行振り込みです。この場合手数料が発生します。カードローンの中には、手数料無料のサービスもありますので、手数料がかかる、かからないかが、学生ローンとカードローンの違いともいえます。
学生ローンの返済で振り込み手数料を払うのに抵抗を感じる人は、カードローンの利用を検討するのもいいでしょう。しっかりと返済できる保証さえあれば、学生でも通常のカードローンをご利用できます。
学生ローンのいろいろなキャンペーン
学生ローンの年利は平均14~18%といわれていますが、各社ともキャンペーンなどで特別金利の低いサービスも提供しています。たとえば、就職内定キャンペーンとして就職が決まった学生に限って金利を低くしたり、学費目的キャンペーンとして借りたお金を学費に使用する場合は金利を1%下げたり、といった具合です。
学生ローンの中でも、時期や環境によって利用できるサービスやキャンペーンもあることを把握するとより賢い利用の仕方ができます。カードローンとの違いも含め、どちらを利用したほうがお得か総合的に判断して選択するといいでしょう。