今どれくらいお金を借りて、どれくらい返しているのか、きちんと確認することが必要です。では、その金額や残高を確認するにはどうすればいいのでしょうか?また、正確な借入残高の定義とは?お金を借りている人も借りていない人も、またこれから借りようと考えている人も含め、借入残高について詳しく知りましょう。
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借入残高とは
借入残高とは、借り入れた金額から、毎月の返済額を差し引いた金額をいいます。毎月の返済額は、元金相当額と利息相当額の合計と考えてください。
キャッシングでお金を借りると、毎月きちんと決められた額を返済することが大事なのはいうまでもありません。しかし、現時点でどれくらい返したのか、返済が終わるのはいつ頃かを確認する作業も大切です。借入残高は毎月きちんと確認するようにしましょう。
どこを見ればいい?
借入残高を確認するには、金融機関から発行されるご利用明細書を見ます。ご利用の金融機関からは毎月ご利用明細書が発行されますので、そのチェックを忘れないようにしましょう。また、借入残高は取引後の領収書にも記載されているので、領収書はなくさずきちんと保管することが大切です。
ご利用明細書には借入残高だけでなく、今後の借入金についても一覧表にまとめて掲載されていることが多いです。今後の返済計画をチェックするうえで大事な資料ですので、きちんと確認すると後々助かるといえます。
また、金融機関によっては、インターネットから専用サイトを訪問し、借入残高を確認できる場合もあります。ご利用の金融機関に同種のサービスがないか確認してみましょう。
クレジットカードのショッピングは借入残高に含まれる?
次に、クレジットカードのショッピングについて説明します。借入残高とは、お金を借りたときの残高という意味ですので、ショッピングに使った場合は借入とはいいません。よって、クレジットカードのショッピングで使った分は借入残高には含まれませんので、注意してください。
住宅ローンの残高は?
住宅ローンを組んだときに知っておくべきことは、確定申告や年末調整のとき、ローンの借入残高を証明しなければならないことです。その場合、ローンを契約している金融機関から「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」を交付してもらう必要があります。その証明書を持って税務署や会社などに提出することで、借入残高の証明手続きとなります。
まとめ
融資サービスは、お金を借りてそれを活用し、きちんと返すまでを含めます。返済は借りた側の責任で完済しなければなりません。そのためには、毎月の返済額と残高をきちんと把握し、返済計画のチェックと遂行を心がけることが大事といえます。
借入残高の一覧表は、これからの返済計画を立てるうえで大変重要な情報となりますので、毎月金融機関から発行されれば忘れずに確認するようにしたいです。そして、計画通りの返済を実行していきましょう。