キャッシングやカードローンからお金を借りる際には、審査が必要不可欠です。
また、審査の際には個人の信用情報も必ず見られます。
信用情報も評価が低ければ、審査に通りづらくなるのでローンを利用する際には気をつけましょう。
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信用情報とは
信用情報を平たく言うと、キャッシングやカードローン、クレジットカードとその他のお金の借り入れした履歴のことを指します。
生活費が足りなく、消費者金融からお金を5万円借り入れたとします。その消費者金融から「お金を借りた」と言う情報は信用情報機関に記録されます。またその借り入れの際の契約内容、返済状況、残高など全て記録され、半永久的に保存されます。
いくら気軽にお金を借り入れできるようになったからといって軽い気持ちでお金を借り入れしても、その事実は1つの履歴として半永久的に残ってしまいます。
ですから、お金を借りる際はある程度の覚悟と「責任感」を持たなければいけません。
信用情報は個人の「借入に関する履歴書」のようなもの。
過去の履歴が芳しくない場合は、申し込みをしてもその履歴が原因となり審査で落とされる可能性があります。
信用情報の信用とは?
金融業界における「信用」とは、主に返済能力のことをいいます。
もちろんこの返済能力には、期日を守る・延滞をしないなどの個人の性格や人間性も含まれます。
信用情報は、信用取引の際に重要となります。
信用取引とは、現金を支払わずに商品を購入したり、お金を貸し借りたりする取引のことです。
これはクレジットカードでのやりとりをイメージしてもらえばしっくりくると思います。
その他にも
- クレジットカードショッピング枠でのローンを組む。
- 銀行や消費者金融などの金融機関でお金を借り入れする。(キャッシング、カードローン等)
などがあります。
このような信用取引を行う際、金融機関は利用者の「支払い能力」を見極める必要があります。
その支払い能力を判断のために必ず参考となるのが、信用情報です。
過去の借り入れ実績や返済実績等を確認すれば、その人がお金に対してどのように生きてきたかを知ることができ、またそれは大きな判断材料となります。
なぜ信用情報は大切なのか
信用取引の際、利用者の信用情報に、返済の遅れ、債務整理などを行った形跡が見られた場合は新たな借り入れが非常に難しくなります。
それはもちろん、過去の行いが悪いからです。
お金に対してだらしなく生きている人は、同じことを繰り返す傾向にあります。
お金に対しての考え方や姿勢はなかなか正すことはできません。
収入や年収が多くても返済期日を守らなかったり、延滞を繰り返したりする方は大勢いるのです。
また、債務整理で自己破産等をしている場合は言語道断です。
利用者が自己破産した場合、損害を被るのは貸し出しを行った金融機関です。
1度でもこういった形跡が見られた場合は、貸し出し業者は申請を断ります。
信用情報には何が記録されているか
一口に信用情報といっても、その内容についてはあまり知られていません。こちらでは信用情報に記録されている内容を紹介していきます。
- .本人を確認するための情報
これには氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先などが含まれます。 - 契約内容に関する情報
利用した借入先の会社名、銀行名、利用した商品名前、支払回数、利用金額、契約日など。 - 返済に関する情報
これは入金日(入金予定日)、残高、完済日、延滞履歴等。 - 取引事実に関する情報
取引事実に含まれるものは、債務整理に関する履歴、代位弁済、強制解約など。
大きく分けてこれら4つの情報が記録され、保存されています。
どんな小さな借り入れであっても、貸金業者や銀行を利用して借り入れを行った場合は履歴として残ることとなります。
信用情報はどこで管理されているか
しかしこれらの情報は、どのような期間で管理されているのでしょうか。
じつは国内では3つの信用情報機関により信用情報が管理されています。
たった3つの信用機関で大丈夫か…?と思う方もいるかもしれませんが、それぞれが膨大な情報を管理できる能力やセキュリティを持ち得ている機関なので心配いりません。
- JICC(株式会社 日本信用情報機構)
- CIC(株式会社シー・アイ・シー)
- 全国銀行個人信用情報センター
日本国内の銀行や貸金業者、クレジット会社などの信用取引を行う金融機関は上記した3社の信用情報機関に必ず加盟しています。
また、最近では2つ以上の信用情報機関に加盟し、信用情報の漏れをより硬くガードしている金融機関が多くなってきているようです。
まとめ
このように、お金を借り入れする信用取引において信用情報は非常に大切な存在となります。
過去の借り入れに置いて、履歴がよろしくない場合は、それだけで新たな借り入れ審査に落とされることがあります。
信用情報は半永久的に保存され、消される事はありません。
もちろん5~10年といった月日が流れれば信用が回復することもありますが、自己破産等をしているケースは今後一切借り入れやローンを組めなくなる可能性があります。
どんな少額の借り入れでも、責任感思ってお金と向き合いましょう。