結論から言いますと、キャッシングやカードローンの金利を下げることはスバリ可能です。
しかし、それにはいくつか条件があり、その条件を満たさなければ金利引き下げを行うことはできません。
金利を引き下げる、と言う事は借入先の信用を得なければいきません。
では、金利を引き下げる方法はどのようなものがあるのでしょうか。
具体的に下記していきます。
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カードローンの金利を引き下げる方法は?
優良顧客になること
今理由引き下げる上で、1番重要な事はまず借入先に信用を得ることです。しかし、信用はどうしたら得ることができるのでしょう。
答えは簡単です。
遅延や延滞をせず毎月期限をきっちりと守り返済を繰り返すだけ。
この地道な作業を半年程度繰り返せば、借入先に信用を得ることができます。
とはいっても、普通に借り入れ・返済を行っていれば通常は借入先からの信用を得ることができます。
どんなに年収が高く、安定した収入を得ている人でもお金を貸し出しする側は、最初は警戒せざるをえません。
何ヶ月かの借り入れ・返済実績を見て、そのデータによりやっと信用できる相手と判断することができるのです。
つまり銀行や貸し出し業者にとって「優良顧客」となれば良いわけです。
遅延なく返済を行えるかどうかが優良顧客であるかどうかのポイントとなります。
限度学によって金利は異なる
金利を引き下げたいときには、まず限度額を引き上げる審査を受けることです。
銀行や消費者金融が設定する金利は借入限度額により変化します。
現在貸金業法で定められている金利は
限度額によって異なります。
- 10万円未満… 20%
- 10万円以上100万円未満… 18%
- 100万円以上… 15%
このように、限度額が多くなれば多くなるほど金利は下がります。
消費者金融などは、初回申し込みの方には50万円以下の限度額を設けてその範囲内で貸し出しを行います。するとおのずと金利は高くなってしまいます。
消費者金融の金利が高い理由の一つとして、限度額が低額に抑えられているということが挙げられます。
低額貸付の場合、貸付業者は利益回収のために業者は金利を上げざるを得ないのです。
金利を引き下げる近道は?
上記しましたが、金利設定は借入限度額により異なります。
つまり、限度額を増額することによって、金利を引き下げることができるのです。
そのためには、借入先に限度額の増額申請をする必要があります。
しかし、カードローンの申し込みをして数日後に限度額の増額申請をしてもまず受け付けてくれません。
先ほども説明したと思いますが、限度額を増額して多額の融資を行ったのは良いものの、回収できない場合、貸し手は大きな損害を被ります。
多額の融資には、貸出しによるリスクが高まるのです。
そのリスクを軽減させるために、貸し手となる銀行や業者は利用者の一定期間の借り入れや返済の実績データを取る必要があります。
借り入れしたお金を、延滞せずしっかりと毎月返済していることが確認できて初めて限度額増額することができるのです。
限度額を増額するためには
限度額総額するためには、2つのパターンがあります。まず1つ目は半年程度返済実績を作り、自ら増額申請をすることです。
増額申請するにあたり、必要な返済実績の期間は通常半年程度と言われています。
増額申請を行いたい場合は最低でも半年間はきれいな返済実績を作らなければいけません。
自ら行う限度額の増額申請は、借入先との直接交渉となります。
これは通常電話で行います。また増額申請の際には通常審査を行います。
審査内容は申し込み時の審査内容と同じようなことを繰り返し、貸し出し業者や銀行は本当にその人の限度額を増やして良いか確認します。
2つ目は貸し出し側の銀行や貸金業者から増額しませんか?と問い合わせが来るパターンです。
借入先から直接限度額増額の提案があった場合は、ほぼ100%増額申請を行うことができます。
後は簡単な手続きをするだけで、限度額を増額することができます。
まとめ
このほかにも複数社から借り入れしている場合はおまとめローンや借り換えローンに申し込みをして金利を下げるなどの方法が存在します。
いずれにせよ、金利の引き下げには取引先との信頼関係が必要となります。限度額を増額する、という事はお金を貸し出す側にもリスクが発生します。
万が一、過去数カ月以内の返済実績に減退や遅れが確認された場合は、増額申請はかなり難しくなってしまいます。
特に消費者金融は優良顧客の獲得を優先しています。金利を下げてでも回収率の高い顧客が定期的に借り入れしてくれることが安定利益につながるからです。
金利を引き下げるには、まずは貸し手にとっての「優良顧客」となることが非常に大切です。
そのために必要な事は、借り入れしたお金は期日内にしっかり返済する、という当たり前の行為を繰り返すだけ。
時間はかかるかもしれませんが、この実直な返済実績を作ることが金利引き下げの確かな道のりとなります。