お金を借りるとき、なるべく気楽な気持ちで相談できるところがいいですよね。特に女性だと、男性と比べてカードローンの契約を結んだり、銀行から融資を受けたりするのは抵抗を感じる、という方も多いでしょう。
女性でも生活をやり繰りする中でお金を借りたい、借りなければやっていけない、という場面もあることが想像されます。女性の社会進出が進み、男性並みに安定した収入を得ている女性も多いこのご時世、女性向けの融資サービスを提供する消費者金融が増えても不思議ではないでしょう。
では、レディースローンと通常のカードローンはどのような違いがあるのでしょうか?女性が利用する場合、やはりレディースローンのほうがお得なのでしょうか?その辺も含め、レディースローンとカードローンの違いを分かりやすくご説明します。
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目次
レディースローンの特徴
レディースローンは女性にもっとローンを利用してほしいという趣旨のもと、各消費者金融などが実施しているサービスです。女性の利用者をもっと増やすには、女性ならではの繊細な配慮が必要となります。
そのため、レディースローンでは対応のオペレーターはすべて女性となっています。女性の心理は女性が一番よく分かっています。男性ではなかなかくみ取れない機微を掴みとってくれる期待が持てます。女性ユーザーを増やしたい業界の取り組みの一貫といえるでしょう。
カードローンとの違いは?
レディースローンという呼称だと、世間的なイメージを気にしたり、お金を借りることに抵抗を感じたりしている女性に対して、優しく背中を押してくれるような感じを持つ人も多いのではないでしょうか。躊躇していた女性でも、決心しやすいといえます。
では、肝心のサービス内容でレディースローンは他のカードローンとどこが違うのか。実を言うと両者にはほとんどその違いはありません。違いといえばその名称と、先述した電話対応のオペレーターがすべて女性限定だということ、その2点くらいです。
プロミスの場合
では、具体的な消費者金融の例に取って比較してみましょう。プロミスには、通常のカードローンと、女性専用のカードローンであるプロミスレディースがあります。
・カードローン
金利…4.5%~17.8%
借入限度額…最大500万円
無利息期間…30日間
審査時間…最短30分
即日融資…可能
・プロミスレディース
金利…4.5%~17.8%
借入限度額…最大500万円
無利息期間…30日間
審査時間…最短1時間
即日融資…可能
以上、プロミスが提供するカードローンと、レディースローンの具体的なサービス内容を比較してみましたが、その違いはまったくないといえるでしょう。違いといえば、レディースローンには無料の女性専用ダイヤルがあるくらいです。金利条件や融資額のサービスに違いはほとんど見られません。
職業によってカードローンを選ぶ
女性がどの融資サービスを選ぶかは、収入によって大きく分かれてくるといえます。収入は、職種や職業によって決まってくるケースが多いので、正社員なのか、パート勤務なのか、または専業主婦なのか、職業環境によってどれが適切でふさわしいのか選ぶ必要があります。
正社員の女性の場合
正社員の仕事に就いていると、お金を貸す会社も安定した収入があるとの判断をしやすくなります。そのため、金融機関の形態や融資サービスの種類に関わらず、どのカードローンも利用しやすく審査も通りやすいといえます。
よって、申し込み条件や融資会社の上限額、金利の条件を考慮して、自分にふさわしい会社を選ぶといいでしょう。小口の融資であれば、女性ですのでレディースローンがもっともふさわしいといえます。
パート・アルバイトの女性の場合
パートやアルバイトでそれなりの収入がある主婦の場合、審査は主に夫の所得が対象となります。消費者金融のカードローンは収入の3分の1までしか借り入れできないという規制があるので、レディースローンにしろ、カードローンにしろ、自分の都合だけでお金を借りることはできないことを承知する必要があります。
銀行カードローンであれば、返済能力があると認められれば、年収上限の規制もなく、自分の望みに近い融資が受けられるといえます。銀行でも新生銀行などはレディースローンのサービスを展開しているので、パート主婦にとってはそちらのご利用が便利といえるでしょう。
専業主婦の場合
専業主婦の場合、個人としては無収入ですが、配偶者に申し分ない年収があれば返済能力ありと見なされるので、審査に通らないなんてことはありません。ただ、消費者金融のカードローンやレディースローンは、総量規制の対象となるため、夫の同意を必要とします。
家族に相談せず自分だけのカードを作りたい、という方は、銀行のカードローンもしくはレディースローンをご利用するといいでしょう。
まとめ
レディースローンとカードローンの違いはほとんどないといっていいでしょう。ただ、女性が借りる場合、レディースローンのほうが決心しやすく、安心してご利用できるのではないでしょうか。