カードローンは、ATMや自動契約機を利用して手軽に借り入れ・返済ができるため多忙な生活を送っている方にも非常に便利です。しかし、借り入れを行うには必ず審査が伴います。この審査に通らないのには理由があるのをご存知でしたか?今回はカードローンの審査に通らない理由とその対策についてご紹介します。
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目次
カードローンの審査とは?
そもそもなぜカードローンは借り入れを行う前に審査が行われるのでしょうか?それは申し込み者の返済能力と信用情報を確認するためです。カードローン会社も返済してもらわなければ利益を出すことができず、倒産してしまいます。そうならないためにも返済できる方にお金を貸さなければならないのです。消費者金融と銀行カードローン、各会社によっても審査の基準は異なりますが、チェックされる項目が大体決まっています。
審査で見られるチェック項目とは?
審査で見られる項目は主に4つあります。1つ目が、氏名、年齢、生年月日、家族構成などの本人情報です。家族構成が多ければ多い分だけ生活費がかかるため審査に若干の不利が生じるでしょう。2つ目は職業、勤務先、年収などを入力する仕事情報です。無職の場合は間違いなく審査に通らないと考えて良いでしょう。正社員が有利とされていますが、アルバイトやパートでも毎月安定した収入があれば審査に通るので嘘はつかず正直に申請しましょう。3つ目は住居形態、種類、築年数などの住宅情報です。住宅情報では借り家より持ち家、そして住宅ローンの負担が少ない方が有利とされています。4つ目は他社借り入れ状況です。他社借り入れ状況は金額よりも件数が重視されます。他社借り入れ件数が多ければ多いほど1社で借り入れ可能な限度額が低く、信用が薄いと見なされてしまうからです。利用していないカードローンがあったら解約を、また借り換えローンやおまとめローンで件数を減らすことをおすすめします。
カードローンの審査に通らない理由
カードローンの審査に通らない理由は、カードローン会社は教えてくれません。そのためご自身で思い当たる節を探す必要があります。以下で審査に通らない主な理由を5つご紹介します。
ブラックリストに登録されている
1つ目はブラックリストに登録されていることです。ブラックリストに登録されている原因は延滞か債務整理。2か月以上の延滞を行うと信用情報機関に事故情報として支払い状況が伝わり、最低でも5年間はローンの契約ができなくなるのです。短期間の延滞でも何回も繰り返している場合は事故情報として見なされることもあるので、注意が必要です。
他社借り入れ件数が多い
他社借り入れ件数が3件以上である場合、審査に通らないことが多いです。その理由は先ほどもお話した通り、1社での利用限度額が少なく信用が薄いと見なされてしまうこと。また、複数社から借り入れを行っていることでその分原資も限られているということが理由として挙げられます。
借入希望額が高額
借り入れ希望額が高額だと審査に通らないこともあるのです。例えば50万円を借り入れ希望額で申請したとします。「50万円は融資できないけど30万円なら融資できます」と利用限度額を下げることを条件に審査に通らせてくれるカードローン会社もあるのですが、「50万円は厳しいから審査には通せません」と利用自体を断ってしまう会社もあるのです。そのため、借り入れ希望額は欲張らず、必要最低限にとどめておくことをおすすめします。
携帯料金や奨学金が未納
携帯料金や奨学金が未納の場合もカードローンの審査に影響することがあります。携帯料金も奨学金も借金であることに変わりはありません。そのため月々の支払いが滞っていれば返済能力がないと見なされることもあります。毎月の支払日を忘れず、返済し続けることが信用情報に繋がるのです。
無職・勤続年数が少ない
無職である、または勤続年数が少ないと審査に通らない場合が多いです。まず、無職である場合、ほとんどの消費者金融が審査に通さないでしょう。収入源がなければ返済能力が低いと見なされるのは当然のことですよね。ただ、無職の中でも専業主婦は例外です。銀行カードローンの中には、旦那様の同意書がなくても借りることができるカードローンがあります。この場合の条件は配偶者に一定の条件があることと上限金額が低いということです。
また、勤続年数が極端に少ない場合も審査に通らないことがあります。半年以上が最低ラインと言われているので、半年未満の方は申し込みを控えてもう少し時間を置くことをおすすめします。
カードローンの審査に通るためには?
カードローンの審査に通るためには、通らない理由を知ることがポイントです。カードローン会社の方は審査に落ちてもその理由を教えてはくれません。そのため、「数うちゃ当たる」の精神でやみくもに申し込んでも一向に審査には通りません。今回お伝えした審査に通らない理由でご自身が当てはまる項目があれば、まずはその改善に向けて取り組むことをおすすめします。